私の想い。

私の想い

トロンボーンという楽器を通して、たくさんの人に出会いました。

音楽の道を進むきっかけを与えてくれた先生。
トロンボーンの基礎を丁寧に根気よく教えてくれ、今の私の音を作ってくださった恩師。
こんな風に演奏したい、こんな奏者になりたいと憧れ、目標とする師匠。

仲間でありライバルでもあった同級生。
たくさんの刺激を与えてくれた先輩や慕ってくれる後輩。
お仕事先で一緒に演奏するトロンボーンをはじめ、様々な楽器のプロフェッショナルの皆さんにも多く学ばせていただきました。

たくさん笑って、泣いて、話をして、教わったり、競い合うことも。時には苦しくて悔しくて、不安でいっぱいになってしまい辞めようかと思う日もありました。

たくさんの出会いと経験が今、私の出す音になり、私の表現したい音楽になりました。

音を出し、音楽をたくさんの人と作る時、音楽の中にいる時が幸せです。

そして、演奏を終えてもらえる拍手と、自分が出した音に対して「いい音だった」と言ってもらえることが私の最大の喜びです。トロンボーンを吹き続けて良かったと心から思います。

そんな、トロンボーンを吹いていて良かったと思う瞬間をあなたにも知ってもらいたくてSarshi!を立ち上げました。

私の想い。

私の所属しているブリッツフィルでは、講習会や音楽教室の依頼を受けていて学生さんと接する機会が多くあります。演奏会のアンコールで会場に来てくださったお客様と「宝島」を演奏するんですが、ステージにたくさんの学生さんが上がってきてくれます。

一緒に演奏していると「トロンボーンが好き!」「吹いていて楽しい!」隣から聞こえてくる音がそう言っているように感じます。この素直な思いのまま、「いい音」を出す方法を学んで演奏の幅が広がっていけば、どんなに素晴らしいだろう。という思いもSarshi!に込めています。

せっかくの出逢いですから、長くレッスンを受けていただけたら嬉しいです。

「受験のため」「こんな本番があるから」も大歓迎ですが、レッスンを受けるあなたとレッスンをしている私とが共に成長していける時間にしたいと考えています。

それは主に「いい音」を目指してレッスンを進めていきます。あなたにしか出せない音を、より良い音にしていきたいのです。

自分の唇を震わせて音を出す金管楽器において、音の質はとても重要です。

早い、難しいパッセージなどの技術面は、繰り返し練習をすれば自ずと身につきます。しかし、音色に関しては楽器を吹く本人の感性や個性が出ます。

目指している音は人によって違うと思いますが、「いい音」で演奏すれば心地よく聞いてもらえ、また音で曲の表情が伝えられて感動をよびます。

これはソロだけで言えることではなく、トロンボーンアンサンブルをはじめ金管アンサンブル、吹奏楽やオーケストラで演奏する際にも大きな強みになります。

「いい音」への近道は、たくさんのリップスラーと息の入れ方だと考えています。

私が学んできたことに加えて、新しいエチュードや練習のパターンを取り入れて日々の演奏に役立つアドバイスをしていきたいです。

何よりあなたの目標に近づく為の方法を一緒に時に楽しく、時に真摯に探しましょう。