吹奏楽コンクールについて。

今日は吹奏楽コンクールのお話です。
中学生、高校生の皆さんにはひと夏を共に過ごす青春の1ページになりますね。きっと今は朝練から放課後の部活までコンクールの曲の練習をしているんでしょうね。

皆さんの課題曲は何番ですか?
自由曲は何を演奏しますか?

私が中学生、高校生の頃の課題曲はマーチの年とマーチ以外の年が交互に来てました。高校生の時の自由曲はオーケストラの曲を吹奏楽にアレンジしてもらったものを演奏しましたね。

でも、中学生の頃も、高校生の頃も一年生の時はコンクールに出られなかったんです。先輩達が合奏をするのを聞きながら、音階やリップスラーなどの基礎練習ひたすらしていたのを思い出します。

学年が上がってコンクールに出られるようになった時の嬉しさは今でも覚えています。課題曲が決まり、自由曲の楽譜が配られた時はワクワクしました。朝から晩までたくさん練習しました。個人練習、トロンボーンのパート練習、金管だけでの分奏、全体合奏。

最初は綺麗な楽譜が、どこに音符があるのかわからなくなるくらい書き込みしましたね。コンクールの楽譜を取っておいたら良かったなと今は思います。
時間をかけたぶんだけ、ステージで演奏を終えた時の達成感はひとしおですよね。最後の一音までしっかり、いい音で吹いてくださいね!

きっとステージでは緊張するでしょう。
私も緊張しました。
今でもステージに立つと緊張しています。

でも大丈夫!
緊張しているのはあなただけではないんです。隣で演奏する仲間だって、指揮をする先生だって、会場で応援してくれている人だって緊張しているんです。

それに緊張するということは、上手く演奏したいと思うからこそ。だから悪いことではないんですよ。

間違えたらどうしよう。
音が外れちゃうかもしれない…

そう思うのもよくわかります。でも一生懸命個人練習して、たくさんたくさん合奏してコンクールの日を迎えているんです。その積み重ねはステージでちゃんと発揮できるはず。

自信を持って、一緒に演奏する仲間を信じて下さい。

緊張すると無意識に呼吸が浅くなってしまうそうです。身体にも力が入ってしまいます。できるなら、一度目を閉じて深呼吸するようにしましょう。少しリラックスできたら、その時が一番いい状態です。

課題曲、自由曲の二曲を精一杯楽しんで演奏してください。楽しんで演奏できれば、客席に必ず伝わりますよ。いろんな人が言うことですが…「音楽」してくださいね!