アンサンブル・ペガサス・トウキョウのツアー 松山・広島公演!

今回は、アンサンブル・ペガサス・トウキョウのツアーに行ってきました。
この団体には2005年からお世話になっています。大学を卒業して2年目、お仕事を少しずつさせていただいている時にお話をもらいました。

私が参加したアンサンブル・ペガサス・トウキョウのこれまでの活動を紹介します。
2005年には北欧演奏旅行を行い、スウェーデンのヨーテボリ、ノルウェーのオスロ等計4カ所で公開講座と演奏会を行いました。

2006年にはドイツのアスパッハでの音楽祭に招待され、ウィーンと共に2カ所での演奏会を行ってきました。2008年にはスウェーデンのヨーテボリでCD録音を行った後、ドイツのハンブルクを中心に4カ所で演奏会をしました。

2012年と2014年にもドイツ演奏旅行を行い、数々の演奏会や交流会を開催しています。 国内では、メンバーの多い東京、広島、名古屋を中心に自主公演を行っていて、今回松山と広島での公演となりました。

基本的な金管アンサンブルにバスフリューゲルというユーフォニアムに似た楽器を加えて、金管アンサンブルのオリジナルも演奏しますが、コラールやポルカ、ワルツ、シンフォニーの一部分を抜粋したもののアレンジ作品。

日本の童謡をアレンジした作品。邦人作品も演奏します。

年齢層の厚さ、雰囲気の良さから来るのか、他のアンサンブルに無い大らかな暖かいサウンド。特に、ゆったりとした心地で聞いてもらえる金管楽器のアンサンブルです。

「A. Flourish of Brass」ブラスの花束というCDを発売しているので興味があれば手に取ってもらいたいですね。私から購入することもできるのでお問い合わせフォームからご連絡くださいませ!

前置きが長くなりましたが、
松山、広島公演です。

リハーサルが1日のみというタイトなスケジュール!
でも日本全国で活躍している奏者が集まっていますし、何度も海外ツアーや国内での演奏会で一緒に演奏しているメンバーなので、アインザッツやニュアンスを打ち合わせすれば自然と合ってきます。

プログラムもレパートリーになってきているものが多いので十数年ペガサスに参加しているメンバーや私はお手の物!初めて参加する方達に慣れてもらうのと、何度か参加しているメンバーがペガサスのサウンドと感覚を思い出すリハーサルになりました。

松山公演では台風が近づいてきていて、お客様が来られるか心配でしたが、たくさんのお客様と吹奏楽部の高校生の皆さんが聞きにきてくれました。
広島公演にもたくさんお客様に来ていただきました。

アンケートには「金管楽器だけのアンサンブルを初めて聞いたが厚いサウンドに感動!」や「もっと広い会場で響くのを聞いてみたい」と嬉しい声をいただきました!

オーケストラや吹奏楽より少ない人数で演奏するアンサンブルは違った楽しさがあります。
大きな編成の時よりも、より目や耳を使い音程やテンポ、リズムを合わせていきます。他の演奏者がどういう風にフレーズを吹きたいかということにアンテナを立てて演奏する必要もあります。

たくさん神経を使いますし、人数が少ないので音の数も多いです。けどとっても勉強になりますし、人と合わせて音楽を作っていくという楽しさや喜びを味わえると思います。

みなさんはアンサンブルしてますか?
トロンボーンはアンサンブル楽器とも言われます。デュエット、トリオ、カルテットを始めとして編成は様々。他の楽器ともアンサンブルするのにもすごく適した楽器なんですよ!

楽しく勉強になるアンサンブルをたくさんしましょう!