ブリッツ フィルハーモニック ウィンズの第26回定期演奏会、来ていただけましたか？
来ていただけた方がいらしたら、是非感想を教えてくださいね！
「指揮者が描く課題曲」ということで今年度の課題曲３番を作曲された指揮者の西村さんをお迎えして課題曲を振っていただきました。リハーサル時から西村さん自身が作曲した「ある英雄の記憶〜虹の国と氷の国より」をはじめ、今回取り上げた各曲が、参考音源や売られているＣＤとは一味違う曲になったように思えました。音楽の中にある物語に西村さんが引き込んでくれた気がしましたね。
ＣＤは何度でも素晴らしい演奏を聴けるのが魅力ですが、ＣＤ化されない演奏は会場に足を運んだ人しか聞けないんですよね。
同じ曲を同じオーケストラや吹奏楽団でも指揮者によってサウンドが違うんですよ。曲の解釈、テンポ、緩急の付け方、音のバランス、楽器の配置も違うことがあります。お料理と似たところがありますね。同じ材料を使って、同じ料理を作ろうとしていてもシェフによって味付けが違う。面白いと思いませんか？
たくさんの演奏会が日々開催されています。
たくさんのＣＤも発売されています。
いい音楽をたくさん吸収してください。
こんな風に演奏したいと思えるお手本をどんどん見つけてもらいたいと思います。その為にも同じ曲でも、指揮者が味付けの違う演奏を聞き比べたり、演奏者の違うものを聞いてみてください。
技術はたくさん練習すれば身につきます。演奏にはセンスも要ります。センスを磨くにはたくさん演奏を聞くことだと考えています。
私もまだまだセンスを磨かなければ！